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少子高齢化→これからはダイバーシティ&インクルージョンが重要になってくる

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日本の人口は2008年の1億2808万人をピークに減少に転じています。これからは少子高齢化だよ、という声もよく聞きますよね。今後そうなってくると日本の企業は若い働き手がだんだんと少なくなってきます。

これまでの日本企業のイメージといえば、こんな感じでした。

・終身雇用制度によりずっとその会社で働き続ける
・女性は結婚したら寿退社で職場復帰はしない
・日本人ばかりのドメスティックな職場環境

しかし人口減少に伴いこれからは労働人口も減少していきます。また働き方も多様化し、一生同じ会社で働くということも今ではあまり聞かなくなってきました。そうするとこれまでの働き方のイメージが大きく変わってきます。

・正社員だけでなく、派遣社員の割合が増えてくる
・女性は結婚後も職場復帰して働き続ける
・よりスキルの高い外国人労働者も一緒に働く

これに加え、高齢者や身体障がい者、LGBT(性的マイノリティ)といった様々な人も企業で働くことになってきます。これがまさに「ダイバーシティ(多様性)」というものです。

こうした中、多様化する働き手をいかにマネジメントするかという点が大きな問題となってきます。文化や世代、性別や言葉など全く異なる人たちがお互い協力し合って働くこと、こうした人たちが多様に関わり合いながら企業として一体化していかないといけないわけです。これからは結構大変ですよね。こうした一体化のことを「インクルージョン」と呼びます。

このブログでもダイバーシティ&インクルージョン、つまりD&Iというテーマで取り上げていこうと思っています。

さて、インクルージョンを達成するために大切なのが「無意識な偏見」(=アンコンシャス・バイアスといいます)をなくすことだと言われています。人は「自分とは違うタイプの人がいる」という意識が生まれると、無意識のうちにその人と接近するのを避けたり、攻撃的になったりしてしまいます。

例えば出張が多い営業部署に所属するK子さん。彼女は結婚・出産を経験したものの、この会社の営業が好きで職場復帰しました。ところがK子さんの上司は「お子さんもいることだし出張させると大変だから」という理由でK子さんを出張営業には出さないようにしていました。一見この上司はK子さんのことを考えてくれているようですが、「出産した女性=子育てが大変だから出張には出してはいけない」というアンコンシャス・バイアスがかかっているんです。

本来であればK子さんとよく話をして彼女の意向を聞き、出張営業を指示しても問題ないはずです。それを勝手な思い込みで出張に出さないという判断をしてしまっているんですね。

「私は別に偏見なんかしないよ。平等に見ることができるよ。」と思ってしまうかもしれません。でも人は基本的に物事を平等な目線で見ることができません。知らず知らずのうちに偏見を持ってしまい、相手の本当に思っていることを見落としたりしてしまうものなんです。

ということでアンコンシャスバイアスについて知ってもらったところで、明日ちょっとしたテストをしてみようと思います。お楽しみに。

今日のまとめ
・労働人口の減少に伴い、これからは働き方や働く人が多様化(ダイバーシティ)する
・ダイバーシティに対してインクルージョンをどう実現するかがポイントとなる
・人は無意識のうちに隔たった見方をしてしまう(アンコンシャスバイアス)

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