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実際日本人ってどれくらいの時間働いてるの?

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これって、たぶん会社勤めしている人と、フリーランスの人とでは大きく変わってきますけど、政府が「働き方改革」「働き方改革」って言ってるのは、根底に日本人の労働時間が長いからってのがあります。

昔のリゲインのCMで時任三郎(やったか?)が出てたやつで

24時間戦えますか、ビジネスマーン、ビジネスマーン、ジャパニーズビジネスマーン♪

みたいな歌がありましたが、昔は日本人って働きすぎだったんですよ。

とある統計情報によると昭和35年のピーク時には、年間2,426時間働いていたんですよね。リゲインのCMをやっているころでも普通に年間2,000時間は超えていました。

だから、日本は勤勉な国と言われていた。

で、最近はどうなったか?

OECD(経済協力開発機構)の調査によると、2016年の日本の年間平均労働時間は1,713時間だったそうです。

OECDの調査はこちら

実際にこのサイトを見てみると、OECD 38か国の中で、日本の労働時間は22位とほぼ平均的なんですよ。

だから国際統計上は別に働きすぎているというわけではないんです。

でも会社勤めしている人は「めっちゃ残業が多い」という会社もあるわけですよね。この1,713時間っていう時間。個人的に怪しいと思ったのでもう少し調べてみました。

だって普通に計算したら合いませんもん。

例えば会社勤めしている人って、だいたい1日8時間くらい働きますよね。月平均20営業日として1年間働くと仮定すると、8×20×12=1,920 でこれだけで1,900時間を超えちゃうわけですよ。

じゃあ、残りを有給取得してると仮定すると、

1,920-1,713=207 会社の業務時間-OECDの労働時間
207÷8=25.875 1日8時間の有給を取得すると仮定

日本人は年間25.875日有給を取得しているという計算になるわけです。これは計算合わないですよね。(厚生労働省の調査によると、平均取得日数は8.8日)

ということで、この数字の根拠にはパートタイマーの時間も加味されている可能性が高いということです。

2016年(平成28年)の厚生労働省のデータより、事業所5名以上のパートタイマーの割合は31.19%もあるので、この影響かなぁと考えたりします。

もう少し時間があれば深い情報を調査できるんですけど、ざっくりとした推測ですいません。

あとは、自営業で農業やってるおっちゃんとか、サービス残業とかはどれくらい加味されているんだろう。。。とか考えるとわけわかんなくなっちゃいまして、ブログ書けなくなりそうだったので、これくらいでストップさせました(笑)

一方で別の統計資料があります。

経団連の発表した労働時間実態調査によると、2016年経団連および地方別経済団体の会員249社の年間平均労働時間は1,991時間だったそうです。
(ちなみに労働組合がない企業の平均労働時間は2,076時間)

少なくとも会社勤めをしている人は2,000時間近い労働をしていることになりますね。

さらに面白いデータを見てみると、2014年の別の方のブログを拝借して恐縮なのですが、日本人男性の休日も含んだ1日あたりの平均労働時間は375分で、これは当時のOECD26ヵ国中最長のようです。

https://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11837898927.html

休日も含んでますからね。特に男性に絞っているところもミソなのかもしれないですね。

ちなみにこれを時間に直してみると、

375×365÷60=2,281.25時間となり、めちゃくちゃ働いているということが浮き彫りになります。

なので、OECDの統計データはあくまで参考情報としてとらえておくとして、実際にサラリーマンをしている人が労働時間が多いという実態そのものは事実みたいです。

働き方改革って個人的には長時間労働を何とかしようというだけじゃないとは思いますが、長時間労働の是正も大きな1つの論点になりますね。

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