現在のレンズでワークスタイルを考える

岡村周一の世界観

D&I

自国の文化を知り異文化を理解する

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昨日は休日とあって、自分のインプットしたいこと、アウトプットしたいことに時間を使いました。

最近の自分のテーマであるD&I(ダイバーシティ&インクルージョン)。

ダイバーシティについては色々なテーマがあるのですが、今回は他の国の人の考え方、文化について学んでいました。ちなみにダイバーシティについてはこちらの記事で説明しています。

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Nationality、つまり「異文化理解」を深めようと色々調べていました。

もちろん最終的には人一人ひとりが違う価値観を持っているので、全ての人がこうだというわけではないのですが、やはりこれまでの国に置かれた特徴や歴史的な出来事から現在の価値観や考え方ができて来ています。

例えばわかりやすい例で言うと、

・日本はローコンテクストの国。つまり繊細で含みがあるコミュニケーションスタイル
・アメリカはハイコンテクストの国。つまりシンプルで、明確なコミュニケーションスタイル

なので、日本人のビジネスパーソンとアメリカのビジネスパーソンが仕事をすると、時々誤解が生じたりします。

アメリカ人:すいません、来週の水曜日、ちょっと有給休暇が欲しいんですけど?
日本人上司:おお、そうか。でもちょっと難しいと思うよ。
アメリカ人:わかったら教えてください。

(数日後)

アメリカ人:(もうすぐ水曜日だけど上司から返事がない、ちょっと聞いてみよう)
アメリカ人:すいません、先日の有給休暇の件、どうなりました?
日本人上司:この前無理って言っただろ!何聞いてたんだ!!
アメリカ人:そんなの聞いてないですよ!!

こんなミスコミュニケーションが起きてしまいます。

これってどこにボタンの掛け違えがあったかわかります??

これは、

「難しい=NO」というニュアンスを持つ日本人と、「難しい=NOに近いんだけどNOと直接言われたわけではない」というニュアンスを持つアメリカ人との違いです。

日本人は相手を過剰に気にする性質から、直接「NO」と言ってしまうと相手に失礼、かわいそうだと思ってしまいがちです。なので、NGとは言わず「ちょっと難しい」という表現を使います。

逆にアメリカ人は「Yes」「No」で答えを欲しがっています。なので「難しい」という表現をされてもそれが「No」と言っているという思いが伝わりにくいんです。難しいけど、上司がなんとか調整してくれて、「Yes」と言ってくれるだろう。という期待感も抱いています。

こうした感覚の違いがコミュニケーションのミスを生んでしまうんですね。

他にも合意形成において日本だと色んな人に確認を取って最終決定しますが、中国だとこれをトップが自分で決めて実行に移したりします。

学習した教材によると、次の8つのポイントがどのような状況かという点から各国のカルチャーがどうなっているのかという分析を行なっていました。

1.コミュニケーション:ローコンテクストかハイコンテクストか
2.フィードバック:直接的な言葉で行うか、間接的に柔らかい言葉で行うか
3.説得:原理や理論を優先するか、事実や意見を優先するか
4.組織:平等主義か階層主義か
5.決断:合意思考かトップダウンか
6.信頼関係:作業内容を重視するか、人間関係を重視するか
7.見解の相違:対立するか、対立を回避するか
8.スケジューリング:厳密な管理か、柔軟な管理か

国によって、これらの方向性、考え方が全然違うので、日本 vs 各国 ではなく、それぞれの国がどう言った文化なのかをそれぞれの国ごとに見て行く必要があります。

そして私たち日本人が様々な国の人と一緒に仕事をするようになったら、自分たちの価値観を押し付けるのではなく、まずは相手の国の文化がどう言ったものかを理解し、受け入れる姿勢が重要になります。

これからますます多様化、グローバル化する世界。

色んな人がいますが、私たちの頭を柔らかくしておくことで、どんな人種の人と仕事をすることになっても大きな混乱なく進められるようになるかと思います。ぜひこうした異文化の理解を深めていってくださいね。

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