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岡村周一の世界観

生産性

生産性を高めながらいかにして品質を担保するか

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私たち外資系コンサルに所属するコンサルタントは、自分達の成果物にプライドを持っていることが多いです。

そのため「何よりも品質重視」という文化があります。

こうした文化を助長するかのように、コンサル業界ではその期日までに一定の品質を出すためには徹夜もいとわないというスタンスでこれまで仕事をしてきました。

ところが昨今の働き方改革において、重労働によるストレスや過労死といった問題が取り立たされているので、「コンサル=ハードワークが当たり前」という図式も徐々に崩れ始めているような気がします。

でも、根っからのコンサル畑にいる人は働き方がどうだとかあまり意識しておらず、品質を担保するためには手段を選ばない人もいるようです。

ただ、私はこうした働き方が正しいとは思っていません。

私自身、何度も徹夜を繰り返し、何度も倒れてきた人間ですから、これがいいとは絶対に思わないです。

もちろん品質を落とすことが正しいとは思いません。なので理想は

高い生産性で品質を確保する

ことが最重要だと思っています。でもね、ほんまにそんなことができるか?って話なんですよね。

だから、きちんとした品質を作り込むことができる職場になっていることを前提に、そこから少しずつ生産性を高める工夫をして行くんです。

例えば、ある仕事で高い品質の成果物を作成したコンサルがいたとします。

彼・彼女の成果物が素晴らしいことを褒めたいのですが、もしこれが彼・彼女が徹夜して作ってきた資料だとしたら他のコンサルはどう感じるでしょうか?あるコンサルは、

徹夜してでもしっかりとした品質の物を作らないとダメなんだ。。。

と、感じてしまうかもしれません。

もし徹夜でこうした成果物を作成しているのであれば、良かった点と改善して欲しい点を両方伝える必要があります。ちょっと整理しますね。

・良かった点:成果物の品質が素晴らしい
・改善して欲しい点:徹夜しないで作成して欲しい

つまり全部を褒めてしまうと、徹夜で成果物を作成することが良いこと、という解釈が生まれてしまうので、徹夜の文化は無くなりません。

一方で成果物の品質は褒めるものの、徹夜というプロセスを改善して欲しいという要望を出すと、必ずしも徹夜が正しいアプローチではないというメッセージが伝わります。

なので

この成果物の品質は素晴らしいです。ただこれを徹夜せずにできればもっと素晴らしいですよ。

といった具合にフィードバックするんです。

これは、伊賀泰代さんの『生産性』という本を読んでいたのですが、この本にも同じようなことが書かれていました。

これまでコンサルって仕事の結果だけを見ていなかったんですよね。でもこれからはプロセスも見る必要があると考えています。

これからはコンサルの評価も少しずつ変わって行って欲しいですね。てか、これ社内で提案する予定です(笑)

ブログでうだうだ言うのは勝手ですが、私は行動が伴っていないと嫌なので。。
まずは自分たちの職場から変えていかないとね。

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