現在のレンズでワークスタイルを考える

岡村周一の世界観

ワークスタイル D&I

信頼していない人の第一声を肯定的に受け止めてみる

投稿日:

みなさんは「ハロー効果」って言葉、聞いたことありますか?

ハロー効果とは心理学の世界で認知バイアスとも呼ばれるものの1つで、特定の目立つ特徴に引きずられて、それ以外のものも見方がゆがんでしまうことをいいます。

例えばとても清潔感があって、身の回りの整理整頓がきちんとできている人。こういう人は仕事の整理や仕切るのもきっとうまいよね。と思われたりしますよね。あとは話に論拠がある人。説明が上手い人なんかは、専門外の分野の説明でもついつい納得してしまったりします。

イケメンって何やっても恰好いいでしょ?それと同じ感覚です(笑)

一方で目立つ特徴ってのは何もプラスの影響を及ぼすだけではありません。マイナスの影響を及ぼす場合も数多くあります。

ある人は仕事でミスが多い。誤字脱字が多かったり、調査が十分でないためにこちらの指摘に答えられなかったりと、なかなか評価してもらえない人がいるとします。

こういった人に対しては、ついつい相手が何を言ってきても否定的にとらえてしまいがちになります。

昨日の記事で信頼残高について書きましたが、信頼残高が破産したような状態で何をやっても受け入れられないような状況みたいな感じです。

信頼残高

物事の貸し借りじゃないですけど、私が仕事をする際には「信頼残高」を意識しています。 たぶん元々は『七つの習慣』でそういう言葉があったという記憶がありますが、今私の使い方と一緒かどうかはわかりません。( ...

続きを見る

これも1つのハロー効果なんですね。

実は私もこれをついついやってしまっています。これは先日実際にやってしまって猛反省した事例です。

例えば「今日はめちゃくちゃ寒いですね。」普通のことじゃないですか。それに対して「そう?今日はそんなに風が吹いてないから寒く感じないけど。」みたいに普通のことを無意識に否定していしまっていたんです。

確かにその人に対して、仕事の部分において物足りなさを感じていました。そしてミスが多いので、1つ1つの資料を疑ってかからないと会社としての信頼に関わってきます。そういったことが積み重なってしまって、ついつい何でも疑うようになってしまっていたんですね。

これは自分を鳥瞰してみたときに気付き、猛反省しました。

相手のネガティブな部分が1つでも見えてしまうと、その人全体を否定してしまいがちになります。これって今後D&Iを進める際にはめちゃくちゃ注意しないといけないところ。だって文化が違う人と仕事するとなると、こうした部分ってめっちゃ見えてきますよ。

なので大切なのは、

その事象や行為に対してネガティブな印象を持ったとしても、その人の人格全体を否定しないこと。

そうしないと、ストレスで仕事ができなくなってしまいます。

中には「この人、もう受け付けられない」というところまで行ってしまう場合もあります。そうなってしまったらもう仕方ないとは思うんですけど、これからは最初のネガティブな印象を受けたときに気を付けることでそういった事例は減らせるのではないかと思っています。

信頼できない部分があっても、相手の第一声を肯定的に受け止めてみる。

今日は自戒の意味も込めて書きました。

-ワークスタイル, D&I

Copyright© 岡村周一の世界観 , 2018 All Rights Reserved.