現在のレンズでワークスタイルを考える

岡村周一の世界観

生産性 思考

ちょっとだけ思考転換の練習

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コンサルの思考術って色々あるけど、どれも難しくて本当に実践できるの??って思ったりしないですか?

・ロジカルシンキング
・ラテラルシンキング
・クリティカルシンキング

といった思考法の名前から

・ピラミッドストラクチャー
・ロジックツリー
・MECE

といった専門的な用語まで。なんか専門用語を鼻にかけて恰好をつけている外資系コンサルって腹立ちますよね(笑・自分がそうならないようにしないと。。)

でよく思うのが

これらの思考って本当に役に立つの?

という疑問だと思います。

ツールを知っているのは別に構わないのですが、ビジネスの現場で実践できなければ意味がないですよね。なので、理論を学ぶのもいいですけど、こういった場面でこういう考え方をする。といった現場に即した思考法の方がいいんじゃないか?と思って、今日は記事を書こうと思いました。

最終的には「だからロジカルシンキングっているんだね」とか「MECEじゃなきゃだめなんだね」みたいになればいいですよね。

そして記事を書きながら、出版のネタとなる企画につながるといいよねと腹黒く思っています(笑)

じゃあ今日は1つ、仕事の依頼を受けた場面での思考法。

○○さん、うちの部門でどうすれば残業が減るか、ちょっと施策を考えてくれないかな?

こんな依頼が上司や先輩からあったとしたら、どういったことを考えますか?

 ◇
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もしこういった依頼を受けた場合、

・ネットで施策を調べてみる
・働き方の本を読んでみる
・他部門の事例を聞いてみる

という行動を起こすための思考、つまり

どうすれば残業が減るか??

という問いに答えようということを考えようとします。

ここでね、思考グセがあって、人は「調べといてー。」とか「作っといてー。」みたいな依頼を受けると、すぐに「どうやってやろうかな?」という行動に対する「How」を考えてしまいがちになります。

ここで思考転換の練習。

もしこういった場面に遭遇したら「How」じゃなくて「Why」と考える練習をする

ということをお勧めします。だから今回の場面だったら

どうやったら残業が削減できるか?

じゃなくて

なぜ残業を削減する必要があるのか?

ということを考える思考への転換です。

なんでこういう思考の転換がお勧めなのか?

それは、あなた自身に降りかかる非効率な作業を軽減させるためです。

これってたぶん職場でよくあることなんですけど、こういった依頼を受けたから、一生懸命残業を減らす施策を考えたとしますよね。夜遅くまで調べたりして。それで上司や先輩のところに持って行ったら、

「欲しいのはこれじゃないんだよなぁ。」
「頼んだのはこういうことじゃない。」

みたいにせっかく頑張って作った作業が結構無駄になってしまうことってあるんです。(わかる方はわかっていただけるかと思います)

・そもそもその作業は何のためにやっているのか?
・本当にその作業は必要なのか?
・誰に見せるためにその作業をするのか?
・もっと別のいいやり方はないのか?

「Why」を突き詰めていくと、このような疑問が次から次へと湧いてきます。

大切なのは相手からの依頼が最優先かつ最重要といった判断を勝手にしないで、まずはその依頼そのものを疑ってみる必要があります。

こうした思考習慣がつくと、問題の本質(論点といいます)に気付いたり、本当は今すべき作業ではないことがわかったり、別の適任者がいたりすることがわかることだってあります。

例えば先月の残業時間を人事部がチェックしていて、自部門の残業時間が他部門よりも目立っていたので指摘された。ただ先月はプロジェクトのピークが重なり一過性となる残業が増えたが今月はピークを過ぎて落ち着いている。

こういう状況だったら、何もしなくてもいいことになります。

確かに働き方改革の一環として残業時間を減らし生産性を上げるという取り組みをするという話もできますが、今回の依頼内容とはフィットしていないことになります。

こうした考え方はコンサルっぽい専門用語を使うと、

・メタ思考:一歩引いたところから事象を見てみる
・Why思考:なぜそうなの?を繰り返し、物事の本質に迫る
・論点思考:本来解決すべき課題は何かを考える

といったところに関連します。

まず「論点思考」というツールを身に付けても、どこでどう実践していいかわからないままツールの使い方も忘れてしまう。これはあまりにももったいないです。なのでロジカルシンキングなどのツールもいいんですけど、現場で遭遇した場面によって、きちんと振る舞えるためのスキルを身に着けておくことが重要です。

ことばは後付けでいいですよね。

とにかくまずは依頼を受けたら「How」で考える前に「Why」でよく考える。

よく考えるということは、それだけ労働力を削減できるということなんです。

そして自分自身に降りかかる無駄な作業、遠回りな作業を少しでも削減して生産的な仕事ができれば私も嬉しいです。

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